運転がとてもスムーズ

現在、販売されている車の多くがフロントエンジン・フロントドライブ車です。
フロントエンジン・フロントドライブとは、車の前部にエンジンを配置し、前輪で駆動する方式のことをいいます。
この配置によって、プロペラシャフトやギアボックスなどが必要なくなり、コンパクトなボディでも広い車内空間が保てるといった効率的なスペースができることと、パワートレインのモジュール化が可能で組み立て時間の短縮や駆動力を負担しないリアサスペンションの構造を簡素化でき、コストダウンにも繋がるため、最近では様々な自動車メーカーでこのフロントエンジン・フロントドライブを採用する車が非常に多くなっています。
この方式が実用的な形で広まったのは、1959年のBMC・ミニ。国内では80年代前半のうちにほとんどの車種がこの方式にモデルチェンジされています。
この方式のメリットは、荷重が前輪に多くかかるため直進時の安定性がよく、前輪にトラクションがかかりやすくなり、スピンしにくいので、悪天候でもハンドルを切った方向へスムーズに進むという特性があります。
また、エンジンと駆動輪が近いことで駆動力の伝達距離が短くなるため、省燃費走行が可能になりエコカー等に向いているされています。